オウトウ(桜桃)は、通常さくらんぼと呼ばれる甘果オウトウ(P. avium L.)と酸果オウトウ(P. cerasus L.)に大きく分けられます。甘果オウトウは佐藤錦やナポレオンのような白肉系と、輸入オウトウの代表的な品種であるピングのような赤肉系に分けられます。
甘果オウトウ、酸果オウトウともに原産地はカスピ海、黒海の周辺と言われています。いずれも紀元前のギリシア時代から野生種や実生などが栽培され、果実を主体に利用されていたとされています。
しかし、オウトウの利用は栽培地の周辺に住む人々だけにとどまっており、19世紀頃まではほとんど広がりを見せていませんでした。
現在のような品種改良や加工品などさまざまな形での利用は、ほんの100年ほどの歴史しかないのです。
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